2008-10-10 こじきでん(いち)〜(し)もとおりせんちょうせん くらのけんじこうてい
■[じんぶん]き

ほんしょは
もとおりせんちょうのめいちょ「こじきでん」かずゆきかん〜じゅうしちゆきかん、じゅうしちふかんをしゅうろく。
(*はじめからかみしろのかんのちゅうしゃく、さんだいこうまで)
もくじてきにしめすと
こじきでんかずゆきかん
- こきてんなどそうろん(いにしえぶみどものすべてのさだ)
- しょきのろんひ(あげつらひ)
- きゅうこときというかきのろん
- きだいごう(ふみのな)のこと
- しょほんまたちゅうしゃくのこと
- ぶんたい(かきざま)のこと
- かりじ(かな)のこと
- くんほう(よみざま)のこと
- ちょくびれい(なおびのみたま)
こじきでんにゆきかん
- じょぶんのかい
- けいず
こじきでんさんゆきかん〜じゅうしちかん
こじきでんじゅうしちふかん
- さんだいこう
となります。
こじきでんのねんふは
そうせつ ちょくびれいのだっこうがめいわ8ねん(1768ねん)
げかん しじゅうしかんのじょうしょがひろしまつりごと10ねん(1798ねん)
となります。
こうていものによると、
こじきでんはきゃっかんてき、きのうてきにこじきをとうきゅうしており、
(いち)こげん・こい・こことをほぞんしただいいちのこてんとしてのこじきのかちをあきらかにしたこと。
(に)げんみつなほんぶんひひょう。
(さん)だとうなくんみ(よみ)。
(し)ごしゃく(ごしゃく)のせいみつさ。
(ご)ほかのこしょのでんしょうとひかくしてせいこくをえたこと。
じょうきのてんでまされているとひょうかし、
このかきはくうぜんのだいぎょうで、こくがくのせいずいである。
そののちのこじきのけんきゅうにはかかせないものとなった。
はんめん、けってんとして、
こうこくがくをぜったいてきなものとかんがえたため、こだいのきゃっかんてきかいめいがしゅかんてきとなってしまったこと
などをあげています。
ほそく
こじきのなりたち
「かくいえにくでんえでつたわるでんしょうにはそうごにむじゅんやあやまりがある。」とし、
“ただしくこだいのでんしょう、てんのうのけいふ”がただしくのちのよにつたわらなくなることをうれい、
ひえだあれいにあんきさせたでんしょうなどをたあんまんりょにかきしるさせた。
わどう5ねん(712ねん)にもとあきてんのうにけんじょうされた。
(てんたけしてんのうはこじきのかんせいをまたずして、ほうぎょされた。)
■[じんぶん]しょう

そして、こじきでん
そのなかみ
こじきでんかずゆきかん
- こきてんなどそうろん(いにしえぶみどものすべてのさだ)
こじきはいまにつたわるさいこのかきである。
こだいにはしょせきはなかったので、このかきのことばのようにはなしていた。
にほんしょきはのちのよ(こだいにたいして)のい(こころ)で、
かんくにのげん(ことば)をもって、こうこく(みくに)のこと(こと)が
かかれている。
- しょきのろんひ(あげつらひ)
いんようごおこなど―
あたまのいいにんがよくかんがえてつくりだしたものなので、
10に6,7はあたっているから、
よのなかのにんはこれをしんじるが、ただしくはない。
- きゅうこときというかきのろん
きゅうことほんき じゅうかんのかき
のちのにんのいつわりあつめたもの。
(しょうとくたいしのせんんだものでない。)
- きだいごう(ふみのな)のこと
こ(いにしえ)のこと(こと)をしるせるき(ふみ)
- しょほんまたちゅうしゃくのこと
げんぞんするかきなどには、
じのとたり、あやまりがおおいものしかのこっていないので、
たがいにほかんしながら、よみとっていった。
- ぶんたい(かきざま)のこと
すべてかんぶんのかく(ぶんぽう?)でかかれている。
こだいにはもじがなかったので、
こことはにんのくでんえだった。
そのややのちにがいこく(とつくに)よりしょせき(ふみ)が
つたわったが、ことばのつかいかたがまったくちがっていたので、
くでんえのままではかきがたかったので、
かんぶんのようにかいた。
(ただし、うた、のりと、せんいのちしはこごのままかきつたえた。
(おとにもじのみをあてたかきかた))
- かりじ(かな)のこと
りゃく
- くんほう(よみざま)のこと
こことはくでんえのため、かきがたいので、
(でんしょうをきおくしたにんがそのままかくことができなかった。)
こごはことばがすくない。
がいこくはこまかくいいぶんけているので、
かくときにさまざまなもじをつかっていても、
もとはひとつのことがある。
- ちょくびれい(なおびのみたま)
もとおりせんちょうのしんとうしそうのえっせんすがまとめられている。
かみのていぎなど
いか、そのいちぶをばっすい
あしはらのみずほのくにはかみながらげんきょ(ことあげ)せぬくに
その(そ)はただものにゆくみちこそありけれ
みちはちにみといういをそえたるにて、
ただものにゆくみち(みち)ぞ
そもそもてんち(あめつち)のあひだに、ありとあることはことごとくみなにかみのおこころなるなかに、
ぼんてこれのよのなかのことは、しゅんじゅうのゆきかわり、あめふりかぜふくたぐひ、
またくにのうへにんのうへの、きっきょう(よきあし)きまん(よろず)のこと、
みなことごとにかみのごしょため(みしわざ)なり。
さてかみにも、ぜん(よき)もありわるき(あしき)もありて、
ところぎょうもそれにしたがふなれば、おおかたじんじょう(よのつね)の
ことわりをもっては、はかりがたきわざなりかし。
かつにっしん(まがつびかみ)のおこころのあらびはしも、せむすべなく、
いともかなしきわざにぞありける。
せけん(よのなか)にものあしくそこなひなど、
ぼんてなにごともただしきりりのままにはえらずて、
じゃ(よこしま)なることも
おおかるは、みなこれのかみのおこころにして、
じんくさびざとき(ますとき)は、
てんしょうだいおかみたかぎのだいじんのだいおちからにも、せい(とど)みかねたまふをりもあれば、
ましてにんのちからには、いかにもせむすべなし。
かのぜんにん(よきひと)もかり(あやまり)、あくにん(あしきひと)もふく(さか)ゆるたぐひ、
じんじょう(よのつね)のりりにさかへることのおおかるも、
みなこれのかみのしょい・・・・・・・・
こじきでんさんゆきかん〜じゅうしちかんは、さきにのべたようにこじきのかみしろのかんをちゅうしゃくとなります。
そのなかで、
こじきでんさんゆきかん
かみしろかずゆきかん(てんちしょはつのだん)あめつちはじめに
ゆうめいなかみていぎがしるされています。
かび(かみ)ともうすめいぎ(なのこころ)はひつじだおもいひえず。
さてぼんてかびとは、こおてんなど(いにしえのみふみども)に
みえたるてんちのしょ(もろもろ)のかみたちをはじめて、
そのをし(まつ)れるしゃにざすおれいをももうし、
またにんはさらにもうんず、
ちょうじゅうきくさのたぐひうみやまなど、
そのよなに(そのほかなに)にまれ、
じんじょうならずすぐれたるとく(こと)のありて、
かいき(かしこき)ものを
かび(かみ)とはうんなり。
よくかび(かみ)はじょこれく(かくのごとく)
しゅしゅ(くさぐさ)にて、
たかし(たふと)きもありせん(いやし)きもあり、
つよきもありよわきもあり、
よきもありわるきもありて、こころもぎょう(しわざ)も
そのさまざまにずい(したが)ひて、
とりどりにしあれば、
おおかたいちむきにさだめて
ろん(い)ひがたきものになむありける。
ましてよきもありわるきも、
いとみこと(たふと)くすぐれたるかみたちのおうへにいたりては、
いともいともみょう(たへ)に
孁(あやし)くき(くす)すくなむざしませば、
さらににんのしょうきさとる(さとり)もって、
そののりりなどちへのひとへも、
はかりしらるべきわざにあらず。
ただそののみこときをたふとみ、
かいきをかしこみてぞあるべき。
こじきでんじゅうしちふかん
- さんだいこう
てんちいずみ(あめつちよみ)をさんだいとして、
てんちこくど(あめつちくに)のこうせいをろんじゅつ。
■[じんぶん]けつ

ひととおりよみおえると、
こうていもののしてきするように、
こうこくをぜったいてきなものとかんがえすぎていることをかんじます。
ただ、これもこうていもののけんかいとおり、
ものすごくほかのこしょをよみ、
ひかくしてしんしにけんきゅうしたこともわかります。
そして、
やはり、
このかきのいぎは、
こげん・こい・こことを
ほぞんしただいいちのこてんとしての
こじきのかちをあきらかにしたこと。
にあるとおもいます。
こじきやこだいしもさまざまにけんきゅうされ、
いろいろなけんかいがあるとはおもいますが、
たいりくからつたわったしょもつやしそうにおされて、
それまでのこのばしょ(にっぽん)で
はっせいしたこころやことば、こういがつたわらなくなることに
たいするきぐをかんじたことも、
このかきがうまれるきっかけだったとかんじています。
(それが、せいれき700ねんごろ)
さらに、
そののち、
そのきぐとおり、
よりたいりくぶんかにねざしたにほんしょきを
よりかちのあるものとしていたが、
1700ねんだいこうはん、
もとおりせんちょうがそのかちをあきらかにした。
いまからやく1300ねんまえに、
しんきにさくせいされて、
それから、やく1000ねんごに
やきなおしをせれたこだいのきおくそうち
―きょうでいうめでぃあのようです。
ときとして、
そんぞくのあやぶまれること(こと)、ことば(げん)、こころ(い)を
たやさぬように、
こうしんしながら、つたえらてきためでぃあです。
もとおりせんちょうがこのいちれんのたいさくを
かんせいさせたひろしまつりごと10ねん(1798ねん)から210ねんのまには、
めいじいしん、たいへいようせんそうはいせんがありました。
こんどは、たいりくぶんかではなく、おうべいにおされているようにかんじます。


